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「派遣切り」はなぜ起きるの?と思ったときに読む話

派遣社員の日常

派遣社員として働くには「派遣切り」という名の契約終了はつきものと言って良いです。

私も契約更新したかったのに雇い止めされた経験があるので、派遣で働いている方も契約終了を言い渡されたり、契約期間内に「派遣切り」された経験もあろうかと思います。

ではなぜ「派遣切り」が起こるのか探ると共に「派遣切り」の元凶とも言えることについても考えてみました。

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派遣切りの原因

「派遣切り」が起こる原因をまとめてみました。

ここでは「派遣切り」の直接的な原因についてです。

派遣先の業績悪化

これは一番スタンダードな理由だと思います。

派遣先の事業で業績が悪化するとまず最初に派遣社員、契約社員、パート・アルバイトなどの有期雇用が契約を打ち切られます。

派遣社員は派遣先に直接雇用されている訳ではないので直接雇用の契約社員パート・アルバイトよりも先に契約終了になる可能性も充分にあり得ます。

 

しかし、業績悪化で契約を打ち切られても、このような有期雇用で働いている方々の仕事が完全になくなるとは言えないことが多く、仕事の負担は残された正社員に課せられます。

経営側の判断で残された正社員も通常の業務+有期雇用者の仕事の引継ぎでさらに仕事が増えてつらいことでしょう。

派遣先の経費削減

これも派遣先の業績悪化と似ているところもありますが、

今まで派遣社員が担当していた仕事を外注することになった場合、派遣社員は契約終了になることがあります。

直接雇用者に支払われる給料は人件費から出ていますが、

派遣先が派遣会社に支払う派遣料は

派遣先では経費扱いなので派遣先で何かあった場合、派遣社員は「経費」なので手っ取り早く削減しやすいのもあるかと思われます。

派遣社員が全員契約終了にならない場合もあり、派遣先独自の基準で契約終了になる人ならない人がいるようです。

派遣先の吸収合併

これはベテラン派遣社員の方から聞きましたが、派遣先のM&Aなどで吸収合併された場合、吸収合併された会社側の派遣社員は全員契約終了になったそうです。

これは実質、派遣先の倒産なので契約終了になるのもやむを得ないでしょう。

派遣社員の勤務態度

派遣社員があまりにも遅刻が多い、欠勤が多い、スキル不足だと契約を打ち切られる可能性が高くなります。

これは当然と言えば当然ですが、私が派遣社員として勤務した企業はスキルは多少、不足していても多めに見てもらえることが多かったです。

しかし、募集の時点であれこれとスキルを多く求めてくる派遣先は無理矢理就業できたとしても求めるスキルが少しでも足りてないと容赦なく契約解除になる可能性もあるでしょう。

「派遣切り」が横行する本当の原因

これまで「派遣切り」が起こる理由をまとめてみましたが、ネットの記事でよく

派遣切りされないためには?
派遣切り対策
などといったタイトルがあったりしますが、
「派遣切り」対策はほぼないと言っていいです。
正社員より仕事ができる派遣社員だとしても会社側に何かあった場合、容赦なく派遣切りされます。
 
「派遣切り」はつきものだし仕方がないですが、その「派遣切り」の根本的な原因を考えたことがありますか?
 
「派遣切り」が横行する根本的な原因は正社員の解雇規制です。
終身雇用は崩壊したと言われていますがまだまだ正社員の解雇規制は根強く残っています。
10年前よりは正社員が守られている感は薄れてきたように思えますが、会社の特に年配層は会社は何かあっても正社員を守ってくれると本気で思っている人がまだまだ多いです。
 
年齢層が高い会社で働いてたことがありますが、業績悪化になっても社内にまるで危機感が感じられませんでした。
もうすでに諦めてモードなのかもしれませんが。
 
正社員の解雇規制をなくせば若い人でもそうでなくても給料が上がるチャンスが増えていきますし、早い話が派遣会社は要らなくなってきます。
正社員でも容易に解雇できたら皆さんが嫌いな派遣会社の必要性は薄れてきます。
 
 
 
怒る男性
 

派遣は悪だ!!

 

とか言って派遣叩きをしている人がいますが、

その派遣を生み出したのは正社員の解雇規制だと私は思っています。
 
正社員の雇用を守るために派遣社員が出来たと言っても過言ではありません。
 

「『非正規』という言葉をこの国から一掃する」

厚生労働省が「非正規」や「非正規労働者」という呼称を用いないように指示するメールを出していたことが3日の野党合同ヒアリングで明らかになりました。メールは、同省の雇用環境・均等局の担当者名で今年4月にだされたもの。ヒアリングでは、野党議員の指摘に対し、同省の担当者が「メールについてはすでに撤回している」などと説明しました。

撤回したにせよ

「非正規」や「非正規労働者」という呼称を用いないように指示するメールを出していた

ということはそれだけ「非正規」はこの国のスタンダードになりつつあるのだと感じています。

安倍首相が

「『非正規』という言葉をこの国から一掃する」と言うのもそういう事だと思います。

同一労働同一賃金で正規と非正規の格差を是正しようとしていますし。

正社員という位置付けが変わるのも時間の問題だと思います。

まとめ

結構話が飛躍したように思えますが、原因を探れば探るほど思わぬところから出てくるものです。

派遣切りは99%自己責任ではなく社会システムの問題だと思った方が良いです。

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