弓道~縦線がズレるときの対処法~

弓道~技術面の向上をしよう~

どうしても縦線がずれる…
何を意識したらいいか分からない

 弓を引くにつれて縦線がずれたり、離れでずれたり…弓道をする上で経験を積んでもフとしたときに意識が必要になるのがこの悩みです。

①胴造りを意識する
②脇腹に力を入れる
③肩の力を抜く

①胴造りを意識する
 縦線の意識として最も大切なことが”胴造り”です。射法八節の基礎であり、縦線がずれるということは発射台である身体のズレと思って振り返ってみましょう


②脇腹に力を入れる

 脇腹の筋肉は足の筋肉とつながっているので、力を入れることで胴造りが強化されます。つまり、胴造りが保(たも)たれるので、身体のズレがなくなります。

 力を入れるタイミングは胴造りと同じタイミングです。 これは大三~離れまでどのタイミングでも意識すればできるようになります。

 特に離れで的に向かってズレてしまう人におすすめします。


③肩の力を抜く

 肩の力を抜くにはコツがいります。以前の肩があがるときの対処法をみて実践してみましょう。肩の力を抜き続けることで、肩の位置をキープし、片方の肩に負荷が偏(かたよ)らないようにすることで、左右のバランスを取ります。結果として、縦線のブレを解消することができます。


 この記事のほかにも呼吸があっていないという場合もあります。呼吸については、ヨガの先生とコラボして記事を書く予定!!!をしていますので、楽しみにしていてくださいね!
 

 今回は簡単に…呼吸は”吸う”と”吐く”の2パターンあります。
 ⑴柔軟性を高めたいときは吐く。
 ⑵身体を開くときは吸う。
 この2つを意識して射法八節の動作をしてみましょう。

まとめ
①胴造りが維持できているかを確認!
②脇腹の筋肉で胴造りを強化!
③左右の肩のバランスを残心(身)まで維持しよう!

縦線がずれると綺麗な射だけでなく、(最初から最後まで縦線が一定にズレて的中を保っている人もいますが)的中も維持できなくなります。やはり十文字にたどりつくことが分かりますね!!

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