「的中がのびない…」
「上達している実感がない…」
弓道は的中が伸びる以外に自分自信で上達していることを実感しにくいスポーツだと思います。的中以外に数値として出にくい弓道の難しさであり楽しさでもあります。継続は力なりと言いますが、本当に上達していくのか…という思考に陥(おちい)っている人は頭の中を整理してみましょう。
①上達しているかを確認する方法
②上達するための考え方
③上達への近道
①上達しているかを確認する方法
⑴できていないことを理解すること
上達=出来ることが増える ということを前提に、”出来た”になる前に”今は出来ていない”を知ることが大切です。
自分で新しい弓道の知識を吸収したり、指導を受ける度(たび)に、できていないことが浮き彫りになると思います。すぐにその改善点に取り組むかは一度忘れて、メモに残しましょう。
今は後回しにすることでも、気が付けば自然と”出来る”ようになっていることもあります。
⑵できることが増えること
先生や友人に教えてもらった後に出来るようになったと周囲から言われることは意外と少ないです。その中で自分が出来ていると実感することが大切です。
簡単なことでも新しく出来たことを喜びましょう!!
②上達するための考え方
⑴心の面の考え方
弓道は少ない試合では8射で試合が終わります。それほど的中させることが難しい競技です。8射皆中(かいちゅう:全て的中させること)する人が出ない試合も多いです。
弓道は一進一退(良くなったり悪くなったりすること)のスポーツです。難しいことを一つ出来るようになって、また出来なくなってを繰り返します。
出来ないことを研究して、的中したときの安心感や喜びを味わえる弓道の醍醐味(おもしろさ)です。すぐに上達しないことに焦らず、出来ないことがあることを喜びましょう!!
⑵身体面の考え方
基本的には身体の全身運動に近い部分から修正していきます。細かいポイントは後回しです。
この点については、以前の記事「多くの改善点を絞る方法」を参考にしてみてください!
③上達への近道
弓道は他のスポーツと比べて、競技人口が少ないため参考になる本が少ないです。新しく販売されることもかなり少ないので、本を購入したり、インターネットで調べて色々な知識や考え方を知り、実践してみましょう。弓道の公式の教科書は”弓道教本”です。まずは読んで、本屋さんで売られている本と照らし合わせて理解をしましょう。
まとめ
①”出来ていない”ことを知ろう!
②”出来ていない”ことを研究しょう!
③まずは知ること!!
弓道は野球やサッカー、バスケ等と比べて競技人口が少ないため、参考となる書籍がかなり絞られます。身体の使い方を研究して、一つずつ”出来ない”を”出来た”に変えていきましょう!!”出来た”ときにはその方法をメモしておけば、同じ悩みに直面したときにまた”出来る”ようになります!
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