射法八節のコツ④〜打起し〜

弓道~射法八節~

「打起しで矢が上を向く」
「弓が傾く…」

いよいよ弓の引き始めです。
足踏み〜弓構えで意識していたことを継続して、次の八節に入っていきます。
(「足踏み」「胴造り」「弓構え」)

打起しのポイント
①両拳、腕、肩に力はいれない
②馬手で上げるイメージ
③弓が傾かないように打起す

どれだけ的中していても打起しまでの技術がないと、初心者に見えてしまいます。足踏み〜打起しを練習して、ベテラン感を出していきましょう!

 両拳、腕、肩に力はいれない
弓構えまでの段階で既に力は入れてないと思いますが、これも継続です。力が入ると肩が上がったり、動きがぎこちなくなります、これが初心者っぽく見えてしまう秘密です。
コツ:きれいに引こう・的中させようと気負いせず、楽に力を抜いてください。
打起しで力が入っていると、これから身体に負荷がかかっていく過程で、更に力が入っていきます。気楽にゆるりと。

②馬手(右手)で上げるイメージ
「打起しで矢が上を向いている」と言われることはありませんか??
弓手(左手)は力を抜いて、馬手(右手)につられるように、上げましょう。(念の為:馬手も力を抜いて上げてくださいね。笑)
弓手はつられて上がるだけなので、馬手よりも若干低い位置で止まります。自然と矢が上を向かなくなりますね!

③弓が傾かないように打起す

左右の手の力を可能な限り抜くと、弓が地面に垂直に刺さるようになります。(打起しの段階では弦が垂直になる意識の方が分かりやすいです)
拳中心ではなく弓の重さを感じながら真っすぐ上にあげましょう。鏡を見ながらやってみると多少の角度の誤差も修正出来ます。五重十文字を意識してみましょう。

まとめ
①力は入れず楽にだら~んっと!今まで意識してきたことを忘れないで!
②馬手(右手)で上げる!!

③弓を傾かないように上げよう!

足踏み〜弓構えを引き継いで弓の引き始めに入りました!!
打起しで意識したことも次の引分けでも継続していきましょう!
(「足踏み」「胴造り」「弓構え」「打起し」「引分け」「」「離れ」「残心(身)」)

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