射法八節のコツ⑤〜引分け〜

弓道~射法八節~

「身体が引くにつれてズレる」
「左右のバランスが分からない」

弓を引く動作が始まるだけあって悩みが尽きないポイントですね!!
足踏み〜打起しで意識していたことを継続して、次の八節に入っていきます。
(「足踏み」「胴造り」「弓構え」「打起し」)

①引分は第一段階、第二段階に分かれる!
②大三で結果が決まる!
③弓は引くものではなく押すもの!

それでは、見ていきます!!

引分は第一段階、第二段階に分かれる
 引分けは大三までの第一段階、大三から会までの第二段階に分かれます。
⑴(第一段階)打起し~大三
 打起しの段階で左手は右手より低い位置にあります(感覚程度ですが。打起しの記事を思い出してくださいね!「打起し」)そこから、弓手(左手)を主導に弓が的に向くように左にスライドさせましょう。このとき、右手はつられて少し左に流れます。弓の力は肩で受ければ余分な力は必要なくなります。出来ていないと肩が抜けないように力がいりますね。
 
また、両拳を結んだ線と両肩を結んだ線は平行になるようにしましょう。(このとき矢先が的を指している必要はありません)また、手の内は崩れない程度に力を抜き、弓に対して真っすぐ押しましょう。

⑵(第二段階)大三~会
 弓手(左手)は手の内が崩れない程度に力を抜き、弓に対して真っすぐ押している状態が30%の力だとします。そこから、会に寄るにつれて徐々に100%に近づくイメージで押していきましょう。
 馬手(右手)は押した分だけ引いてあげれば大丈夫です。引く方向は弓に向かって垂直に押せていれば、真逆になるポイントを探してその方向に引くだけです。1方向だけ体が動かしやすく軽く感じる場所があります。(肘~拳に力が入っていると見つからないので注意!)
 

②大三で結果が決まる
 会に近づくにつれて体にかかる負荷は増えていきます。負荷がかかれば、体の自由は効かなくなっていきます。大三はその中である程度自由に体を動かせる最終ポイントになっています。
ここまで意識してきたことが本当にできているか、このまま引分けの第二段階に入っていっても問題がないかを確認する時間です。問題があれば、必ずここで改善してから第二段階に入りましょう。
大三は的中させるための最後の安全ロープです。

③弓は引くものではなく押すもの
大三の正式名称は「押大目引三分一(おしだいもくひきさんぶんのいち)」です。
押しを大目に、引くのは三分の一の力でという意味です。文字通り、大三の時点で弓手(左手)主導なことがわかります!!射法八節は前の動作を引き継いでいることを思い出してください。大三以降も弓手主導で引分けていくことが分かりますね!!
コツ:押した分だけ引く!(最終的に押せるだけ押す!)
ヘルプ:引き切れていないと指導が入る場合は、弓手(左手)をもっと押して、その分引くようにしましょう。

④オマケ
引分けから先は鏡では見れなくなるので、動画等を撮ってもらい、自分の身体の動きを知ることが大切です。チラッと鏡を見る人もいますが、大抵身体が動いてしまうので自分で見る人はその辺も考慮したいですね!

まとめ
①(第一段階)崩れない程度の脱力手の内で、弓に対して真っすぐ押す
 (第二段階)会に寄るにつれて徐々に100%に近づくイメージ
②大三は的中させるための最後の安全ロープ
③押した分だけ引く!(最終的に押せるだけ押す!)

的中を決める大三(押大目引三分一)の重要さを知りましたね!!
足踏みから意識した成果をここで出しましょう!!
手の内がどうしても痛い人は押し手弽の購入も検討してみるのもいいですね。
練習しているうちに手の内の皮も破れなくなっていきますので、頑張っていきましょう!
(「足踏み」「胴造り」「弓構え」「打起し」「引分け」「」「離れ」「残心(身)」)

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